11月11日

朝起きていつものようにホテル2階で朝食を取ろうとするが、
客がいっぱいで入れなかった。
オードリー・ヘップバーンのように「ティファニーで朝食を」ではなく、
ブリスベンで朝食を取ることができないことに苛立たしさを感じた。


学生たちの集まるTBCに行くと、一様に疲れた表情の学生たちがたくさんいた。
ホストファミリー先では、芯からの安息は取れない様子で、
早くホテルへ連れて行ってあげたかった。
しかし、とりあえず今日やるべきことをやる。


今日私が引率することになったのは、
昨日に具合の悪かった女学生の属するグループだった。
彼女は気丈な人間なので、痛みや具合が悪い場合があったらすぐに言うように伝えて、
今日のスケジュールは始まった。


訪問先はハンディキャップを持つ人が、
生活訓練や職業訓練を入所と通所でサービスを受けることのできる施設や、
在宅における児童の事故など(ロープ、ナイフ、火など)を防ぐための
家のカスタマイズを進めるNPOだった。
実に興味深いもので、学生たちも興味津々になりながら話を聴いていた。



本日最後のスケジュールであるレクチャアがあっている最中に、
具合が悪くなったのが3人いて、
もはや学生たちの精神力や身体も限界に感じているように見えた。
いかんせん、ホテルで過ごすのは明日からなので、明日まで頑張れと皆に声を掛けた。
レクチャアが終わったら、バスでTBCに向かい、
毎日と同じようにホストファミリーが担当の学生を拾って、各々が家へと帰っていった。


そして、本日の晩餐は近い場所のサウスバンクという観光地で食べることになった。
ホテルのフロントで、歩いていけるか否か、
どの道を行けば良いのかを尋ねて歩くことになった。
サウスバンク付近ではブリスベン川に沿った町並みが明かりを照らし、
それが夜の闇に映えていた。カメラを持ってこなかったことを後悔した。
本当にきれいな夜景を楽しむことができた。


サウスバンクのレストランは多様にあって、
中華料理、日本料理、多国籍料理などたくさんの店が軒を連ねていた。
そこで私たちが選んだのは、トルコ料理であった。
トルコ料理は、日本人にとって認識が薄いものなのかも知れないが、
世界では三大料理のひとつとして数えられる。
古くから交易の盛んな場所でヨーロッパとイスラム、アフリカの各国の交流の場所として
栄えたトルコは、様々な国の料理のいい個所を取り入れたミックス料理といえよう。


中に入って、注文を英語でする。
たまたま、注文を受けた女性店員がとてもいい人で、オススメ料理などを教えてくれた。
それをそのまま注文していると、彼女があまりにも多すぎるので、
サラダはやめたほうが良いと言った。
言われるがままにキャンセルして、楽しい食事が始まった。


出てきた料理は最高に美味く、
どれもこれも減ったお腹に愚の音も付けることのできないような代物だった。
トルコ商人恐るべし。食べたり話をしながら過ごしていると、
突然店のBGMが大きくなった。トルコ伝統の音楽のようだった。
すると、店の奥からトルコの民族衣装を召した女性が踊りながら出てきて、
淫靡で妖艶なダンスを客に披露していた。
私が音楽に合わせて手拍子をしていると(手拍子をしているのは私だけだった)、
彼女が私のところにやってきて、ウィンクをした後、腰やお腹をくねらせて、
セックスアピールをし始めた。
私は思わず赤面して手で顔を伏せたが、
その指の隙間から、しっかりと彼女の陰部をチェックしていた。ハミ毛はなかった。


楽しい時間は矢の様に過ぎ去るもので、歩いてホテルに帰って、また泥のように眠った。
あぁブリスベン最後の夜を最高の形で締めることができた。神様、有難う。
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by mikan_bivattchee | 2004-11-18 21:40 | 日記
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