朝起きて、台北市内で有名な行天宮(シンテンゴン)へ行くことに。
台湾人は信仰深い。先祖を大切に奉り、先祖を祭る墓を守る神を奉る。 行天宮はいつ来ても混雑している。人々が様々な拝拝をしている。 勿論、ボランティアの方がたくさんいて 観光客相手に拝拝のやり方を教えてくれたりもする。 以前来たときは、日本語の上手なお年を召した太太に教えて貰った。 長いお線香を持って、それぞれ廟の正面、左、右と順番に、 自分の名前と住所と生年月日と、最後に願い事を胸のなかで呟く。 その後、線香を射してから、三日月形をした木の片を二つ一緒に投げる。 これは神様に願い事が叶うか否かを尋ねているのである。 表と裏とかそれぞれ出たら、神様は「良い」と言っているのだと言う。 決して「叶う」と言っている訳ではないという。 へぇ~~~やっぱ自分の努力次第ってことかね。 拝拝を終えてから廟の地下に行って 挽面(ワンミェン)という、顔のうぶ毛取りをした。 本来なら、小姐の化粧の乗りが良くなるようにするものだと言う。 男性がするのはあまり、一般的ではないらしい。 それでも果敢に挑戦するワシ。 太太の前に座ると、白いパウダーを塗られて早速始まる。 糸を器用に使って、顔のうぶ毛を抜いていく。 ブチブチという音と共に、糸に絡まったうぶ毛が抜かれていく。 痛い。痛い表情をしていると、太太が日本語で「痛くない」と言って笑う。 抜き終わったら、アロエを顔に塗り捲ってティッシュで拭き取る。 お金は200元(約600円)で少々高め。 顔を触ると、本当にうぶ毛が取れていて、ツルツルの卵肌であった。 ビックリ! その後、近くの脚底按摩(ジャオティアンモー)をしに行った。 按摩をする前に、脚を漢方薬を入れたお湯に5分浸ける。 脚がふやけてきた頃に、按摩の先生に呼ばれて席に着く。 脚底按摩は初体験で、TVで見てると痛い様子だったので、少し緊張。 絶対痛いやろうと、かなり構えていたら、 意外と… 痛かった! あまりに痛いところをグリグリするものだから、 反応的に按摩の先生を殴りそうになったよ(笑)。 ワシの悪いところは、脊髄と肝臓と生殖器らしい。 脊髄って大丈夫かよ~って感じだったけど、悪いらしい。 そして、ビールは少量なら良いが、毎日はダメだと念を押された。 いや~脚の底を触るだけで、人体の状態が分かるってすごいね。 お金は40分で550元(1650円)也!安い! 昼ご飯は近くの中華料理で食べる。 メニューは、少し辛いスープとミミガーと水餃子。 水餃子は牛肉と豚肉とを食べた。スープで食べる水餃子も頂いた。 台湾での餃子といえば、水餃子が一般的だと言う。 日本では焼き餃子だが、水餃子もかなり美味しい! 毎日、美味いものばかり!太った! 午後は、台北の北にある白沙のビーチで海を見た。 生憎の悪天候と、風が強くて海に入ることはならなかった。 ビーチで戯れた後、台湾の北東にある港町、 基隆(キーロン)で海鮮料理をたらふく食べた。 伊勢エビの刺身とスープ 甘エビとキャベツのチャーハン(キャベツで巻いて食べる)。 カニの白身、蒸し魚のソテー。 どれもこれも、美味い。 美味しい料理を食べても、形容する言葉が見つからないくらいに 素晴らしい味をしている。これを毎日、毎食食べる台湾人は、幸せだ。 日本人は質素すぎるのかなぁと思うくらい、食に関しては差が有りすぎる。 美味しいご飯の後には、台北で一番老舗のお茶屋さんへ行くことに。 この店は台湾の観光雑誌には必ずと言って良いほど登場する、 歴史ある由緒正しい台湾茶芸の元祖の店なのだ。 そこで東頂烏龍茶と、東方美人茶を飲む。 茶房の見学をした後に、高級茶を買っちゃった。 あらら。日本に帰ってからゆっくり飲もうっと。 いずれにせよ、あぁー今日も楽しかった! 以上。
by mikan_bivattchee
| 2005-05-02 22:45
| 台湾
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