今日は台北市内をブラブラして、
小姐に声をかけてみようということで 様々な小姐にアタックしてみました。 ただ、声をかけて話をするというだけですので。 そこんとこ、きちんと理解して貰わな。 まず絵葉書を書いて友人に送るから、 切手を買う必要があったので、 郵便局の場所を歩いていた小姐に聞いた。 すると、すぐ道の先にあって聞いたのが少し恥ずかしかった。 同じ小姐にビデオテープを買いたいので、 電器店はどこですか?と尋ねると これまた、目と鼻の先にあった。 本当に恥ずかしかった。 郵便局に入って、順番を待つ。 様々な人が行き交う郵便局で、果敢に挑戦するワシ。偉いぞ。 郵便局員さんはオバサンで懇切丁寧に教えてくれた。 切手を買って、貼って出すだけやけん、 そんなに気合い入れんでもと思ったけど いい人だった。感謝。 その後、先ほど教えて貰った電器店に行ってビデオテープを買った後、 少し木陰で休憩して、台北駅行きのバスを探した。 どのバスに乗ったらいいのか、事前に調べてはいたが 確認のため人に尋ねることにする。 まず最初に尋ねたのは、初老の男性だった。 私たちの質問に対して、英語で答えてくるもんで、ちょっと拍子抜け。 結局、映画では問題の解決にならず、彼から答えを得ることは諦めることに。 目当てのバス番号がバス停まで走ってきた。アピールして停める。 無事にバスに乗って、運転の荒さに恐れながらも、車内の男性に声をかけた。 ワシ:「このバスは台北駅まで行きますか?」 男性:「勿論さ。直行で行くから心配要らないよ」 やっぱり、バス番号は間違っていなかった。 台北駅に到着し、構内で小姐に声をかけた。 ワシが午後に行く予定である淡水まで、 行き方はもう心得ていたが、 どの程度の時間がかかるのかを知りたかったからだ。 声をかけた小姐は若い大学生みたいな感じ。 ワシ:「ここから淡水までどのくらい時間がかかりますか?(中国語)」 小姐:「えーっと、30分くらいですよ!(日本語)」 ワシ:「有難うございます。え?日本語、お上手ですね?(中国語)」 小姐:「今、日本語勉強しています。 淡水はMRTで30分くらいなので、こっちです(日本語)」 この優しい可愛い小姐は、案内までしてくれるというのだ。 私が中国語で話して、小姐は日本語で話すという 奇妙な状態でのコミュニケーションだった。 しかし、私はまだ台北駅近くを観光したかったため、 そのことを伝えて、お礼を言ってから小姐と別れた。 これまた、愛想が良くて可愛かったぁー。 その後、台北市内をブラブラ歩いていて、 228和平公園と228記念館に行くことを思いついて またまた若い小姐に声をかけるが、二人に無視される。 いきなり中国語で行くから、警戒されると悟ったワシは、 最初は日本語で声をかけて、私は日本人ですと前置きした後に 本題に入ればうまくいくことを学んだ。 228公園と記念館では、日本語のできるボランティアの方が 私たちを案内して下さって、改めて事件の悲惨さを目の当たりにすることができた。 しかし、時間があまりなくて早足で館内を見なければならず、 次回来たときは、ゆっくり見るようにしたいと思った。 公園を出た後は、昼食をすることに。 食べたのは、またまた鶏腿飯と牛肉麺だった。 太々と老板にお礼を行ってから、外で出てファミマで水を買った。 水を飲みながら考えた。台北市内は大部分を行き尽くしており、 もはや観光として行くところが無くなったことに気づいた。 ファミマの付近で休んでいる最中に、一人の小姐が同じように休んでいたので 先ほどの教訓に則って話し掛けた。 すると、日本語が少しだけできる小姐で誰か人を待っている様子だった。 彼女との会話は、大部分は中国語で話すことができた。 ワシ:「この付近で、面白い観光場所はありますか?」 小姐:「え~?私、あんまり知らない」 ワシ:「何だそりゃー。あなたは台湾人ですか?笑」 小姐:「笑そうだけど、ちょっと待って考えてみる…」 すると、その小姐は携帯電話を取り出してどこかに電話をし始めた。 会話の内容を聞いていると、 どこか観光場所はないか友達に尋ねているではないか! 何ていい人なんだろうと、感心してしまった。 電話を切った彼女は、途端にこう私に尋ねてきた。 小姐:「台北101ビルは?」 ワシ:「行きました」 小姐:「じゃあ、九イ分は?」 ワシ:「行きました」 小姐:「淡水は?」 ワシ:「これから行く予定です」 小姐:「新光三越(シンクヮンサンユエ)は?」 ワシ:「行きました」 小姐:「龍山寺は?」 ワシ:「行きました」 小姐:「どこも行くところが無いじゃない笑」 始終笑顔で話してくれた彼女は、友達が待っているということで 申し訳ないけど、もう行かなきゃいけないということだった。 私は小姐の後ろ姿を眺めていた。小姐は見えなくなるまでバイバイしてくれた。 先ほど小姐が言っていた新光三越とは、三越ビルのこと。 買い物をする日本人が多いので行きたくなかったが、 時間を潰すために、火照った身体を冷ますために行った。 中では商品には一切目もくれず、とりあえず用を足して出た。 その後、台北駅に向かいMRT(モノレール)に乗って淡水へ。 乗っている電車が本当に淡水に行くのか不安だったので、 隣のオバサンに話し掛けた。 太々:「これは淡水に向かう電車であることが間違いないけど、 途中で止まるかも知れないので、その時は乗り換えれば大丈夫」 と言ってくれた。 それに対して、ワシは「分かりました。聞き取れました」と台湾語で言うと、 太々はニコッとして「台湾語が上手ねぇ」と言ってくれた。 周りの乗客も笑っていた。台湾語は和やかな雰囲気をもたらしてくれる。 その太々が途中で下車した。お礼を言った。笑顔で応えてくれた。 すると、対面の若い小姐が私に声をかけてきた。 最初、見たときは「コイツ、日本人かなぁー」と思っていた小姐だった。 小姐:「淡水まで行きますか?」 ワシ:「はい!」 小姐:「それなら、乗り換える必要は…な・な、な」 ワシ:「っ・・・」(言葉が出るのを一生懸命に待っている様子) 小姐:「必要は…なな、ありませんよ!」 ワシ:「良かったぁ~ありがとうございます!」 笑顔になった。日本語が上手な小姐だった。 この小姐は淡水の真理大学で観光学を学んでいる学生だった。 本当に可愛くて、持って帰りたくなるような女性だった。 彼女とは淡水駅で別れた。 畜生、連絡先聞いて置けば良かった! いやいや、そういう如何わしい心じゃなくて、 国際交流というかね。みたいな。 その後、淡水駅で観光した。夕日が本当にきれいだった。 淡水は大航海時代、ポルトガルやオランダ人が最初に入港した地方。 淡水川は魚が豊富で、原住民が川の近くに住んでいたが ポルトガル人やオランダ人の迫害によって、山地へと逃れたという。 その後、船にのって八里(パーリ)という場所に移動して 原住民の料理店で夜ご飯を食べた。本当に美味しかった。 出てきたメニューは、肉料理を中心に凄かった。 これはウサギの肉。初体験だったけど、硬くて美味しかった。 あれよあれよと、原住民の料理が出てきてそれを口に運んだ。 店内では原住民の女性が、音楽にあわせて唄を歌っている。 いい雰囲気を満喫できた。 帰りには淡水河沿いを歩いた。夜景を目の当たりにした。 以上。
by mikan_bivattchee
| 2005-05-04 22:46
| 台湾
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